ベランダ・バルコニー・テラスの違い

こんにちは。

 

最近は夜は肌寒く、冬を感じる季節に入ってまいりましたね。

 

さて、今回はベランダ・バルコニー・テラスの違いについて説明させていただきます。

 

良く聞く単語ですが、意外と違いについて分からない方が多いかと思いますので、簡単に説明させていただきます。

 

①ベランダ

 

ベランダとは、建物の外に張り出した屋根付きの部分の事を指します。
広さにもよりますが、屋根があるため、基本的には雨の日でも洗濯物を干すことができるようになっております。
一軒家などはこの様な作りが多く見受けられます。

 

②バルコニー

 

バルコニーはベランダと似たスペースですが、大きく異なるのは屋根がないことです。
また、ルーフバルコニーと呼ばれるものは下の階の屋根＝（ルーフ）を利用したもので、通常のベランダやバルコニーよりも広い物になります。

また、たまに耳にする「サービスバルコニー」はエアコンの室外機やちょっとしたモノ置きとして使われる場合が大半で、基本的に狭いスペースを指します。

 

③テラス

 

テラスとは本来、土地の一部を盛り上げ、平らにした部分のことです。
庭付きの１階住戸にコンクリートやタイルなどを敷き詰めたテラスが設けられているケースがみられます。
物件によっては「専用庭」と表記されている場合もございます。

 

 

最後に、ベランダ・バルコニーはいずれもお部屋からしか行き来ができないため、「家専用」と考えている人は多いかと思います。

 

しかし、ベランダ、バルコニーは共用部分です。

 

その為、オーナーさん側では、専有部分の住戸内はリフォームなどができますが、べランダ、バルコニーは勝手に仕様を変えたりすることはできません。
当然、そのマンションの管理規約を守った使い方が求められます。

 

 

また、賃借人側は、蹴破って隣戸のベランダに避難できる『蹴破り戸』の前や、避難はしごの開閉扉の上にモノを置いてしまうのはNGです。
これでは緊急時に避難ができなくなり、重大な危険を招く恐れもあるので絶対にやめましょう。

 

 

さらに最近の管理規約では喫煙や、外観の美観や安全を守るという理由から、手すりに布団を掛けて干す、植物を這わせてグリーンカーテンなどをつくることを禁止するマンションもあります。
※特に喫煙に関しては近隣トラブルでとても多いので気を付けましょう。

 

当然ですが、お住まいのマンションの管理規約を必ず守りましょう。
周囲とトラブルが起きてしまっては快適なマンション生活を送ることができないので、周囲に思いやりを持って過ごすのが大事かと思います。

 

少しでも良い物件探しが出来る事を願っています。

 

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