お部屋の1畳とは

こんにちは。

 

桜も散り、夏の暑さが垣間見始めた今日この頃です。

 

さて、今回はお部屋の1畳とはどれ位の広さなのかについてお話しさせて頂きます！

 

不動産では、「お部屋の1畳」は、不動産公正取引協議会連合会が定める「不動産の表示に関する公正競争規約」で「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」において「畳1枚当たりの広さは1.62平方メートル（各室の壁心面積を畳数で除した数値）以上の広さがあるという意味で用いること」と定められています。

 

お部屋1畳のサイズ＝（不動産広告では）1.62平米（m2）

 

ただし、この関係はあくまで目安であり、畳のサイズや厚さ、専有面積の計算方法によって異なる場合があります。
また、地域や建築のスタイルによっても異なる場合があるのです。

 

なんと、畳は地域や、敷かれる場所によって、次の5種類に分かれます。
なお、畳の寸法は「寸」で表記されますが、分かりやすいように「cm」も併記します。

 

京間（本間）：京都をはじめ関西地方で使用される畳、6尺3寸×3尺1寸5分（191cm×95.5cm）≒1.82平米（m2）
中京間：名古屋市など東海地方で使用される畳、6尺×3尺（182cm×91cm）≒1.65平米（m2）
江戸間：関東地方で使用される畳、5尺8寸×2尺9寸（176cm×88cm）≒1.54平米（m2）
団地間：アパートやマンションなど集合住宅で使用される畳、5尺6寸×2尺8寸
（170cm×85cm）≒1.44平米（m2）
その他：山陰地方で使用される「六一間（185cm×92.5cm≒1.71平米（m2））」など

 

この違いを知っておくことは、物件探しをする際のトラブル回避として使えますので覚えておきましょう。
※都心の物件を案内する際は当然ですが、江戸間の寸法で考えていたほうが良いです。

 

 

如何でしたでしょうか？
少し細かいお話しとなりましたが、地域ごとにかなりの差があるのにびっくりです。

 

良いお部屋探しが出来る事を願っています。

 

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